今林動物病院


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昨日の急患

診療も終わり、片付けて帰る準備をしていたとき・・・電話のベルが鳴りました。

嫌な予感・・・話を伺うと、ワンちゃんが散歩中草むらに入ったとき、キャンと鳴いて鼻の横に二つの穴が開いて血が止まらない。顔が腫れあがり、吐いてもいるとの内容でした。

ヘビに噛まれたようです。しかも毒性の強いマムシの可能性が強そう・・・すぐに来院していただくよう指示して薬の準備を整え待機します。

来たワンコを見ると・・・


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2才のオス犬“ハク”ちゃんです。鼻の横に二つの牙跡がくっきり!毒素が下に落ち、首まで腫れあがっています。

すぐにセファランチン(ヘビ咬傷の特効薬です)やステロイド、強肝剤などの投与を行いました。一夜明けた今日、腫れは随分引きましたが、まだ口が痛いようで、ちょっとピリピリしています。

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首の下のたるみは太っているのではなく、ヘビ毒素による皮膚組織の腫れです。

犬の場合は人とことなり血清等は使用されず、一般的にはステロイドや点滴だけしかされないことが多いようですが、当院では数十年前からセファランチンという植物アルカロイドを使った治療を行っています。セファランチンには組織破壊を抑え、活性酸素を抑える働きがあるので、ヘビや蜂、ムカデなどの咬み傷の激烈な痛みを軽減し、短期間で改善することが可能なのです。

我が家のうながスズメバチに刺されて足がグローブのように腫れたときも、一日で腫れが引き良くなりました。院長の娘さんがムカデに咬まれた時にも活躍したそうですよ。

皆さんのお宅でも、これらの咬み傷の時には慌てず騒がず、すぐにセファランチンを常備してある病院へ!セファランチンには錠剤もありますから、屋外で遊ぶ機会が多い子は、緊急用として常備しておくといいですね。
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by imabayashi-ah | 2005-11-04 22:04 | 症例