今林動物病院


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骨折の二匹

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この子は生後半年のプードル、キャンディーちゃん。

ワクチン接種希望で来院した時、あまりに細いので、もう少し体力つけて太ってからね、このままじゃちょっとしたことでも骨折するかもよ・・・とお返しした数日後、抱っこしてて落ちたあと足がおかしいんです~!と再度来院。

レントゲン撮って見ると・・・
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ポッキリいっちゃってます・・・。

成長期ということもあり、外科手術で固定してしまうと骨の成長に影響が出る為、テーピングでの固定となりました。

そして、キャンディーの入院中の日曜日、芝生の上で走っていて急にキャンと鳴いてその後全く足を着かなくなったとやってきたのが同じくプードルのアリスちゃん。

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アリスちゃんのレントゲンは・・・
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ああ、見てるだけで痛くなります・・・

アリスちゃんの骨折は変位が激しくテーピングで対応できないため、外科手術適応となりました。


今回骨折してしまった二匹に共通していたことは、栄養に問題があったということ。

キャンディーちゃんは、おそらくはショップでの栄養管理や飼い主さんへの指導が間違っていたのでしょう。来院時には姿勢がおかしくガリガリに痩せていました。

そしてアリスちゃんはすでに5歳になっていますが、やはりこの子も以前から食が細く、偏食が強くて栄養に偏りのあるまま過ごしてきたそうです。

二匹の骨は折れるべくして折れてしまったのかもしれません。

プードルやポメラニアンは小型犬の中でも特に骨が細く、ちょっとしたことでも骨折してしまいます。段差や抱っこ状態からの落下や、運動時などは特別注意が必要です。
加えて、適切な栄養を与えて丈夫な骨を作れるように、小さい頃からの栄養管理がとても重要になります。

特に、仔犬のときはフワフワの毛のおかげで痩せすぎていることを認識できていない飼い主さんも多いようです。ショップの食事に関するアドバイスの中には耳を疑いたくなるようなものもあります。(あまりに少ないフード量の指示、逆に栄養過多になるような与え方を指示していることも・・・)

仔犬と暮らし始めたら、ワクチン接種はさておいて、まず栄養状態のチェックに来院されることをお勧めします。病院ではその子の栄養状態に応じたフードや与え方をアドバイスしています。
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by imabayashi-ah | 2007-03-01 11:42 | 症例