今林動物病院


気まま更新の診療日誌です。

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♂?♀?

病院ではカルテの記入はまず飼主さんが行います。

基本的な間違いとしては、『飼主氏名の欄に犬の名前を書く』だとか、

年令欄に『42歳』と大真面目に書いてあってあったりとか、
(人間の歳に換算してかいてあるんですね)

なかなか皆さん笑わせてくれます♪

今日の間違いは『性別』でした。

野良猫で、目にひどい傷を負い、保護してくださったかたが眼球摘出手術から術後ケアまでやってくださっているのですが、性別欄には『♀』に丸がついてありました。

つねづね、男らしい顔した女の子やな~と思って見ていたのですが、今日、ふと股間を確認すると、明らかにメスではない・・・よく見てみたら去勢された男の子でした。睾丸がないからメスだと思っちゃったんですね。

女の子なんだからとココちゃんという可愛い名前をつけたその子がオスだと分かり、のけぞるくらい驚いていた飼主さん・・・

もとからいるオス猫がその子が入ってからやたら唸ったり、マーキングを始めたのにも納得がいったようでした。

かくいう私も、『佐倉さん』という飼主さんがワンちゃんを連れて来院されたとき、

『サクラです』といわれるので、『飼主さんのお名前は?』

『ですからサクラです』・・・『いえ、ワンちゃんではなくてご苗字は?』

『だからサクラですっ(怒)』と押し問答したことがあります・・・いや、サクラちゃんて多いんですよ・・・そしてご苗字を言わずに動物の名前で言われる方も多いんですよ・・・(言い訳)

あの時はサクラさん、申し訳ありませんでした<(_ _)>
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by imabayashi-ah | 2006-02-26 23:51 | 今日の出来事

この子達のお家を探しています

今回はワンコとニャンコそれぞれ一匹ずつの募集です。

まずはワンコから。
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          ワタシ、ピーコといいます。新しい家族を探しています。

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可愛がってくれていたおじいちゃんが亡くなり、外をうろついていて、いったんは管理センターに運ばれましたが、鑑札を着けていたのが幸いし、連絡を受けた当院が自宅にしていた張り紙を目にした親戚の方から救い出されました。親戚の方はアパート暮らしの為、当院で里親さんが見つかるまでお預かりすることになりました。

平成14年9月生まれの3才の女の子です。ワクチン、フィラリア、狂犬病必要な予防はすべて済ませてあります。体重は11.4kg、柴よりすこし大きめのMIXです。

お散歩大好きで喜んでいきます。お座り、お手、おかわりもできます。とにかく元気でパワーがあふれてますが、玄関を気にする瞳はおじいちゃんを待ってるようですこし切なくなります・・・
明るい子なので、きっとお家に活気を運んできてくれることと思います♪

お次はニャンコ。

生後5ヶ月くらいのクロネコの男の子。現在の名前は小次郎くんと言います。

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緑の瞳がとても綺麗な子です。怯えることもなくのんびりした性格です。


生後1ヶ月くらいのときに酷いヘルペスで弱っていたのを保護され、保護主さんが治療してここまで育て上げました。

先日血液検査を行いましたが、エイズ・白血病ともに陰性でした。
3種ワクチン、白血病ワクチンも2回接種済みです。


保護主さん宅にはすでに10頭以上の猫が暮らす為、小次郎君だけを可愛がってくれる方がいればと里親を募集しています。

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福を招くクロネコです!招き猫になりますよ~!!(猛アピール!?いや、アクビ・・・)
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by imabayashi-ah | 2006-02-21 09:23 | 里親募集

難病と戦う子達

毎日多くの動物の診療をしていますが、非常に珍し~い病気に出くわすことがあります。

教科書でしか見たことの無いような病気だったりすると当然飼主さんの認知度も低く、わかってもらうように説明するのに一苦労・・・しかも難病の多くは予後が良くなかったり、継続的な治療が必要なのでなおさらです。でもそういう動物のためにこそよりよい治療ができるように頑張るのが獣医の勤めです♪

当院で今まで診た中でも珍しい病気をまとめてみました。

診療アルバム  難病と戦う子達

病名からして何が何だか?・・・だと思いますが、実在して頑張ってる子達です。是非エールを送ってあげてくださいね。

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この子は動物自体が珍しい、フクロモモンガです。先日ツメきりに来院しました。
目が落っこちそう・・・・
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by imabayashi-ah | 2006-02-16 02:52 | 症例

珍しい子宮疾患

10才のメス犬のコロちゃんです。以前から乳腺腫瘍があり、たまに診察を受けつつ経過をみていたのですが、最近発情のような出血が続き、吐くような動作をみせ、多飲多尿でもあるということで子宮疾患を疑ってエコー検査、レントゲン検査をしてみました。

すると、お腹いっぱいに液体を貯めた子宮が確認できました。コロちゃんは出血くらいで、膿が排泄されない頸管閉鎖型のようです。もし、子宮蓄膿症ならば頸管が閉鎖していると生命に危険が及ぶ状態です。血液検査では感染をしめす白血球はそんなにあがっておらず、肝機能・腎機能ともに問題なかったので、事前に注射による治療を行い即日手術をすることに。

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術後のコロちゃん。

取り出した子宮には、膿ではなく、透明度のある液体が貯留していました。通常、膿性から血性のいわゆるウミを貯めた子宮蓄膿症が多いのですが、この子はホルモン異常により子宮水腫的な病態だと考えられました。

術後の経過は良好で一安心ですが、術前のレントゲンからかなり重度の胃炎も併発していることがわかり、あわせて治療を行っていきます。

中年以降のワンちゃんで、子供を産んだことが無く、2~3ヶ月以内に生理があった子は、子宮疾患予備軍です。初期には症状がほとんど無いことが多いので、生理後は特に気をつけて観察しておく必要がありますね。

参考までに、よく見られる症状を書いておきます。

●陰部から膿や粘液、おりものが排出される
●元気消失、微熱
●食欲不振、嘔吐・下痢
●多飲多尿、腹部拡張(絶対ではありません)

気づかずにいると、多臓器不全をおこし、状態が悪いと手術すら出来ないこともあります。

コロちゃんの手術時の様子はこちら。大丈夫な方だけご覧下さい。
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by imabayashi-ah | 2006-02-10 00:59 | 症例

難手術!?

昨日はモルモットのフクちゃんの歯の処置を行いました。以前から乳腺に腫瘍があり、治療に通っていましたが、ここ数ヶ月、度々繰り返す唇の炎症に悩まされていました。
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いつもこのバッグに入って通院してます。年配の女性の飼主さんの宝物です。

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口の周りの皮膚炎、切歯と呼ばれる前歯の歯槽膿漏からと思われます。

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モルモットでは男の子にも乳腺腫瘍がわりと見られます。(フクちゃんも男の子)

そして今回はいよいよ食欲が無くなったと言うことで、前々から疑ってはいた歯の状態を確認する為に安定剤をかけることに。

意外かも知れませんが、犬や猫と異なり、ウサギやモルモットの奥歯を見るには安定剤が必要です。構造的に奥に細長く口を開けただけでは全く見えない位置に奥歯が並んでいるのです。加えて、奥歯ですりつぶして食事をするだけあって、口の筋肉や動きも半端じゃありません。よって、ほとんどの子で優しい安定剤を使用して処置や口の中のチェックを行います。

安定剤が効いてきたところで口の中をチェックすると・・・
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下の臼歯が舌の上に覆いかぶさり、舌の動きを妨げていました。更に奥を確認すると、上の臼歯がほほの粘膜にあたり歯槽膿漏も併発しています・・・

慎重に伸びた歯をけずり、酸素室で回復を待ちます。口をもごもご動かし始めたので持参してもらった野菜を入れてみると、朦朧としながらも野菜に食いついてきます!

処置で痛みが軽減されたのでしょう。また数ヶ月以内に歯は伸びてくるかもしれませんが、とりあえずしばらくの間は大好きな野菜が食べれるね!

あとは完治し辛い歯槽膿漏を治療していかなければなりません・・・一生伸び続ける歯を持つモルモットやウサギ特有の歯の不正咬合。動物や飼主さんにとっても、私たち獣医師にとってもやっかいな病気です。
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by imabayashi-ah | 2006-02-02 23:20 | 今日の出来事