今林動物病院


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長生きウサギさんの手術

新病院がオープンして、1カ月が過ぎました。

この1カ月間は、いつもに比べてウサギの手術が多かったような気がします039.gif
今回の日誌では、その中でも高齢ウサギの手術の様子を2例紹介します。


開院初日のバタバタの中、急きょ手術が決まったのはこのお方。
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以前、長生きウサギの親子としてこの日誌でご紹介したミミちゃんです。

ウサギの中ではかなり長生きの13歳005.gifです。
半年くらい前からこう丸が大きくなってきたのですが、高齢のため、手術をすべきかどうかを検討していました。
月に数回は来院していただいているため、こう丸の様子はいつも気がけて見ていたのですが・・・
ここ1カ月間であれよあれよと大きくなっていき、通常2~4cmくらいのこう丸が、なんと10cmくらいの大きさになってしまったのです!!
大きくなりすぎたこう丸が邪魔で、うまく身動きが取れなくなってしまったミミちゃん。
元気、食欲もあり、状態も良かったので急きょ手術をすることになりました!

 (残念ながら手術前の写真はありません。
   開院のバタバタで写真をとる余裕などありませんでした…008.gif

手術後、すっきりしたミミちゃんは、動きがかなり軽やかになりました060.gif
あんなに大きなものをぶらさげて・・・さぞかし重たかったでしょう・・・。
その重さはおおよそ200g!!
体重の10%ほどの重さです005.gif
50kgの人で例えたら、5kgもの重さですよ!!

傷口もバッチリ049.gif
先日、抜糸を済ませ元気に過ごしています。





お次はこの方。
こちらもなかなかのご長寿ウサギ。
10歳のミィちゃんです。
ミィちゃんは4歳の頃から当院へ通っているウサギさんです。
だいたい2~3カ月に一度は歯の処置をしています。
今回は、首の後ろあたりにしこりができている、ということで来院されました。

飼い主さんが異変に気付いたのは8月初旬のころ。
肩のあたりにコリコリしたものがあったので、最初は肩が脱臼したのかなぁ?と思っていたそうです。
ところがこのコリコリ、1カ月間であれよあれよと大きくなってきたそうです。
レントゲンを撮ってみたところ、今のところ肺への転移は確認されませんでした。
高齢のため飼い主さんも躊躇されていましたが、これ以上大きくなると取れなくなってしまいますので、思い切って手術をすることになりました。

触った感じは、まるで骨のようにカチカチなこのしこり。
大きさは直径3cmくらいでしょうか。
手術してみると、腫瘍は筋肉まで入り込んで、肩の骨のすぐ近くできていました。

高齢ウサギのミィちゃんは術後の状態も心配されていましたが、とっても元気いっぱいです!!
よかったね006.gifミィちゃん001.gif
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先日無事に抜糸を済ませました029.gif



どちらのウサギさんも手術前後の写真がないため、どこにできたどういった腫瘍を取ったのかを比較できず、わかりにくいですね008.gif
開院当初は、写真を撮る余裕すらなかったのです007.gif
とりあえず…術後の元気そうな様子が伝わると思いますので、かわいいシロウサギさんに免じてお許しください012.gif
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by imabayashi-ah | 2009-09-24 13:57 | 症例

マダニ注意報!!

近年、マダニを介してうつる病気が流行しています008.gif
この機会にマダニのことと、流行っているバベシア症について説明させていただきますね027.gif

マダニと聞いても、初めてワンちゃんを飼う方はピンとこないかもしれません。
私も動物病院で働く前は、マダニがどんな生き物なのかよくわかりませんでした013.gif


●「マダニ」の大きさは?

小さいものなら、大きさは2mmくらいです。
2mmといったら…ゴマぐらいの大きさですね。
とても小さいので、ワンちゃんの体についても、飼い主さんはなかなか気が付けないようです。
こんなに小さなマダニですが、体に寄生して、ひとたび吸血を始めると、あれよあれよと大きくなっていきます。
2mm程度の大きさっだったマダニが、1,5cm~2cmくらいまで大きくなります。
このぐらいの大きさになると、飼い主さんは気づくことが多いようです。
「体に何かイボみたいなものがついている」と病院に来られる方もいます。
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写真は病院にきたワンちゃんについていたマダニです008.gif
大きさ比較のために1円玉を置いています。
こんなに大きくなって…これだけワンちゃんの血を吸っているということですね005.gif恐ろしい!!

足が8本あるので、昆虫ではありません。クモの仲間に近い生き物です。


●どんなところにいるの?

なんとなく山の中にいるようなイメージがあったのですが(←私だけ?!)、そんなことはありません!!
マダニはあなたの近くにひそんでいます!
ふだんのお散歩コースの草むらややぶの中…身近なところにいるのです。


●近年流行しているバベシア症について031.gif

「バベシア」という原虫が赤血球に寄生し、破壊していく病気です。
貧血や発熱、食欲不振や黄疸などを引き起こし、死にも至るとても怖い病気です031.gif031.gif

バベシア原虫をもつマダニが、ワンちゃんに噛みついて吸血する。
このとき、バベシア原虫がマダニの唾液とともに、ワンちゃんの体内に入っていきます。
この時点でバベシアに感染したことになります007.gif

当院でもここ数年、特に今年はとてもたくさんのワンちゃんたちがこの病気の治療をしています。

飼い主さんが気付ける症状は・・・
     食欲、元気がない。
     歯肉が白っぽくなっている。
       (赤血球が破壊されていくので、貧血を起こして、血色が白っぽくなってきます)
     最近おしっこの色が濃い。
ひょっとしたらうちの子も?と思われたら、早めに動物病院へ行かれてください!!


●予防法
バベシア原虫に一度感染してしまうと、治療で元気になっても再発することがあります。
治療しても、バベシア原虫が体内から完全にいなくなることはないのです。
とにかく大事なことは予防をしてあげること!!これにつきます。

1番の予防法は、マダニのいそうな所へ連れて行かないこと!!
山はもちろん、草むらも要注意です!
ワンちゃんたちは草むらが大好きなので、突っ込んでいかないようにしましょう。

そして、必ずマダニの予防をしてあげること。


こちら、ご存知の方も多い “フロントラインプラス”というお薬。
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体に寄生した、ノミ、マダニ、ハジラミ、犬のシラミを駆除することができます。


こちらは “フォートレオン”というお薬。
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このお薬もノミ・マダニの駆除薬ですが、ノミ・マダニが体に寄生する前(吸血する前)に駆除してくれる というすぐれものです!
当院近辺はバベシア症の汚染地区なので、こちらのお薬をみなさんにお勧めしています。



これ以上、この病気の被害者を増やしたくない・・・という思いから、今回の日誌を書かせていただきました。
わんちゃんを病気から守ってあげられるのは、飼い主さんしかいません。
愛する家族のため、よろしくお願いします040.gif
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by imabayashi-ah | 2009-09-17 13:01 | 症例

新病院のご案内~その2~

前回に引き続き、病院のご案内をさせていただきます001.gif

3Fはトリミング、トレーニング、リハビリ、ホテル、そしてCT検査室の空間になっております。

トリミング室です。
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広く明るい空間になり、トリミングしやすくなりました。

こちらはトレーニングルーム。
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動物愛護週間に合わせて、9月下旬よりパピー教室を開始します。
詳細は後日、日誌でお知らせさせていただきます。

こちらは、リハビリテーションの1つとして導入された、水中トレドミル装置です。
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そして思い切って導入したヘリカルCTの検査室。
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4Fはセミナー室を設けております。
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そして屋上ドッグラン。
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まだ暑いので気候的に利用はできないのですが・・・。
利用時期や費用、利用条件等は後日お知らせします。

それにしてもこの景色!!
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天気のいい日は本当に気持ちがいいです058.gif

・・・と、ざっと紹介させていただきましたが、まだまだご紹介できていない設備が多々あります008.gif
そちらは追々紹介させていただきますね006.gif
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by imabayashi-ah | 2009-09-12 19:25 | お知らせ

新病院のご案内~その1~

新病院が開院してからというもの、バタバタと毎日が過ぎていき、
気がつけば明日で20日目を迎えます027.gif

以前の病院が小さかったため、広すぎる今の病院ではソワソワして落ち着きませんでしたが、ようやく慣れてきました006.gif

今回は病院内のご案内をさせていただきます006.gif
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1Fは屋内駐車場6台分と屋外駐車場を5台分設けております。
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そして、診察室が1つ。
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病院に入るのをいやがるワンコや、大きいワンちゃん、飼い主さんが2Fへ上がるのが困難な場合はこの部屋で診察することができます。
診察室近くにインターフォンを置いておりますので、こちらをご利用ください。


そしてこちらが1F入口。
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入口を入られると、エレベーターと階段があります。
総合受付は2Fになりますので、2Fへ上がられてください029.gif

こちら2Fの総合受付。
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院長お気に入りのかっこいい空間になっております004.gif
来られた方は受付表にご記入をお願いします。

受付の右手にはフードコーナーを設けております。
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こちらは待合室です。
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待合スペースは旧病院に比べたら、かなりゆったりできる空間になりました。
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みなさんからいただいた年賀状を大切に飾らせていただいています。


診察室は4つ。
順番に紹介していきます。こちらが1番です。
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お次は2番です。
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3番は処置や手術をできる空間になっています。
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3番の奥に4番があります。
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こちらはレントゲン室。
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高気圧酸素装置。
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旧病院ではスペースがないため断念していたこの装置を,ついに設置することができました!
行橋の分院では一足早く設置され、活躍していました。
近年、疲れた細胞に酸素を充分に供給して疲労回復を早め、なおかつ怪我の回復も助ける・・・ということで、人間用酸素カプセルが注目されていますね。
当院では脊椎症、椎間板ヘルニア、捻挫、関節炎、骨折などの治療方法の1つとして取り入れています。
他にも、手術後の傷の治癒を早めたり、麻酔からの覚醒を早めたりと色々な状況で使用しています。


検査コーナー。
血液検査、皮膚検査、検便など様々な検査をおこないます。
顕微鏡のモニターも見やすくなり、患者さんに説明しやすくなりました。
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こちらは薬をとるスペースです。
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手術室です。
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旧病院に比べるとかなり立派になってしまったこのお部屋005.gif
設備もパワーアップし、充実しております。
なお、この部屋にはICU装置も設置しております。
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入院室です。
ネコちゃんの部屋と、わんちゃんの部屋は分けてあります。
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以上で2Fのご案内を終えさせていただきます。
少々長くなったので、3F・4Fは次回のご案内をさせていただきますね001.gif
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by imabayashi-ah | 2009-09-11 19:05 | お知らせ