気まま更新の診療日誌です。
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椎間板ヘルニア
こんにちは~☆
☆
この気まま日誌を読んでくださっている飼い主さんが結構いらっしゃるようで、よくお声をかけていただき大変励みになっております❤❤❤
ということで、今回は頑張ってムービーを載せてみました
こんな感じで、うちのスタッフの大半は、褒めてもらえると頑張れる単純な人間なので、もっと褒めてあげてください
(笑)
では、さっそく本題へ☆
ついこの間の話ですが、椎間板ヘルニアの手術を立て続けに4件行いました!!
それも、3匹がミニチュアダックスで、1匹がシーズーのミックスのワンちゃんですU・ω・U
本当に、椎間板ヘルニアになる割合は、ダックスが多いです
今回の4匹の子たちの手術の流れを簡単に言うと、
①背中を切開する
↓
②骨を削る
↓
③神経を圧迫している物質を取り除く
↓
④縫合して閉じる
といった感じです
詳しく説明していくと、
まずは、CTを撮影し、背中のどの部分が原因で麻痺をしているのかを確認します。
そのCT画像を見て、手術をした方が良いのか、それとも内科的な治療を行った方が良いのかを判断します。
手術をした方が良いと判断した子は、飼い主の承諾を得て、後日手術を行います
手術前には、高圧酸素カプセルに入れて、体調を良くしてから手術を行います。
カプセルから出して、まず背中の毛を刈って、丁寧に消毒
消毒が終わったら、いざ手術へ!!
手術は、CT検査でわかった原因部位を開かないと意味がありません。そこで、Cアームという機械を用い、X線で透視することによって正確に確認することができます
便利ですよね~♪
そして、位置を正確に確認したら、開いて骨を削っていきます。そのときは、ピエゾサージェリーという医療用のドリルを使って削ります。
骨を削って、神経がみえるようにし、神経を圧迫している物質を丁寧に取りのぞいていきます
そこまでいけば後は縫合するだけです
手術終了後は、すぐにまた高圧酸素カプセルにいれます!カプセルから出す頃には、目を覚まし動こうとする子もいます
手術後は、しばらくの入院で、朝晩の治療を行っていきます。
↓のムービーは、手術1週間後のシーズーミックスのりゅうちゃんです☆
スーパーライザーをあてています
手術後は、このように自分で立とうとする子もいますが、マヒしていた頃と同じように楽して前足だけで動こうとする子が多いです。
マヒが続くと、筋肉があっという間に衰えてしまい、神経が通っても、立てないこともあります
そこからは、飼い主さんの頑張りが必要になってきます!!
根気よく、毎日リハビリをしてもらうことが1番重要です
ムービーのりゅうちゃんのその後については、また日記に載せたいとおもいます
乞うご期待(笑)

この気まま日誌を読んでくださっている飼い主さんが結構いらっしゃるようで、よくお声をかけていただき大変励みになっております❤❤❤
ということで、今回は頑張ってムービーを載せてみました

こんな感じで、うちのスタッフの大半は、褒めてもらえると頑張れる単純な人間なので、もっと褒めてあげてください

では、さっそく本題へ☆
ついこの間の話ですが、椎間板ヘルニアの手術を立て続けに4件行いました!!
それも、3匹がミニチュアダックスで、1匹がシーズーのミックスのワンちゃんですU・ω・U
本当に、椎間板ヘルニアになる割合は、ダックスが多いです

今回の4匹の子たちの手術の流れを簡単に言うと、
①背中を切開する
↓
②骨を削る
↓
③神経を圧迫している物質を取り除く
↓
④縫合して閉じる
といった感じです

詳しく説明していくと、
まずは、CTを撮影し、背中のどの部分が原因で麻痺をしているのかを確認します。
そのCT画像を見て、手術をした方が良いのか、それとも内科的な治療を行った方が良いのかを判断します。
手術をした方が良いと判断した子は、飼い主の承諾を得て、後日手術を行います

手術前には、高圧酸素カプセルに入れて、体調を良くしてから手術を行います。
カプセルから出して、まず背中の毛を刈って、丁寧に消毒

消毒が終わったら、いざ手術へ!!
手術は、CT検査でわかった原因部位を開かないと意味がありません。そこで、Cアームという機械を用い、X線で透視することによって正確に確認することができます

そして、位置を正確に確認したら、開いて骨を削っていきます。そのときは、ピエゾサージェリーという医療用のドリルを使って削ります。
骨を削って、神経がみえるようにし、神経を圧迫している物質を丁寧に取りのぞいていきます

そこまでいけば後は縫合するだけです

手術終了後は、すぐにまた高圧酸素カプセルにいれます!カプセルから出す頃には、目を覚まし動こうとする子もいます

手術後は、しばらくの入院で、朝晩の治療を行っていきます。
↓のムービーは、手術1週間後のシーズーミックスのりゅうちゃんです☆
スーパーライザーをあてています

手術後は、このように自分で立とうとする子もいますが、マヒしていた頃と同じように楽して前足だけで動こうとする子が多いです。
マヒが続くと、筋肉があっという間に衰えてしまい、神経が通っても、立てないこともあります

そこからは、飼い主さんの頑張りが必要になってきます!!
根気よく、毎日リハビリをしてもらうことが1番重要です

ムービーのりゅうちゃんのその後については、また日記に載せたいとおもいます

乞うご期待(笑)
by imabayashi-ah
| 2011-09-29 15:03
| 手術