気まま更新の診療日誌です。
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子犬の緊急事態!!
6月中旬のある日、生後2カ月のシーズーが1日中嘔吐をしているということで来院しました。
当院は基本的に、極力入院をさせない方針なのですが、
この子の場合、元気が全くなく目もうつろで危険な状態だったため、
やむなく入院をさせて治療をすることにしました
そして、お預かりした後に嘔吐をしたものがこちらです。
血も混じった胃液を大量に吐いており、状態がよくないことがわかります
この後、更に元気がなくなり、また一段と危険な状態になってしまいました。
便の検査などで細菌性胃腸炎ということが判明したため、徹底的に治療を行い、
なんとか胃腸炎は抑えられましたが、嘔吐をしていた影響で喉と鼻の中が火傷状態になっており・・・
水を飲む事もできず、鼻からは膿がでていて呼吸も苦しく、さらに誤えん性肺炎も発症していました
一時は水を1滴飲むのにも泡を吐いていたため、院長直々に時間をかけ、
少しずつ慎重に水を与えたり、流動食を与えたり・・・。
最初は水を飲むのも本当に苦しそうでしたが、この子も頑張って耐えてくれました!
ほんの少しの水や流動食から始まり、少しずつ量を増やせるようになり、1粒ずつドライフードも食べれるようになり・・・
このような院長の処置と徹底的な治療の結果・・・入院から5日目には自分でしっかりとドライフードを食べれるまでに回復
その後は日に日に吠える声も大きくなり、スタッフに甘えてくるまで元気になりました
そして入院してから1週間後・・・こんなに元気になり退院していきました
当院には、難しい手術が必要な動物や治療の難しい動物が多数来院し、毎日と言ってよいほど大きな手術や難しい手術などを行っていますが、今回の子のような小さな動物達を助けるのも大切な役目であり、私たちは少しでも多くの命を救えるよう、日々治療を続けています
当院は基本的に、極力入院をさせない方針なのですが、
この子の場合、元気が全くなく目もうつろで危険な状態だったため、
やむなく入院をさせて治療をすることにしました
そして、お預かりした後に嘔吐をしたものがこちらです。
血も混じった胃液を大量に吐いており、状態がよくないことがわかります
この後、更に元気がなくなり、また一段と危険な状態になってしまいました。
便の検査などで細菌性胃腸炎ということが判明したため、徹底的に治療を行い、
なんとか胃腸炎は抑えられましたが、嘔吐をしていた影響で喉と鼻の中が火傷状態になっており・・・
水を飲む事もできず、鼻からは膿がでていて呼吸も苦しく、さらに誤えん性肺炎も発症していました
一時は水を1滴飲むのにも泡を吐いていたため、院長直々に時間をかけ、
少しずつ慎重に水を与えたり、流動食を与えたり・・・。
最初は水を飲むのも本当に苦しそうでしたが、この子も頑張って耐えてくれました!
ほんの少しの水や流動食から始まり、少しずつ量を増やせるようになり、1粒ずつドライフードも食べれるようになり・・・
このような院長の処置と徹底的な治療の結果・・・入院から5日目には自分でしっかりとドライフードを食べれるまでに回復
その後は日に日に吠える声も大きくなり、スタッフに甘えてくるまで元気になりました
そして入院してから1週間後・・・こんなに元気になり退院していきました
当院には、難しい手術が必要な動物や治療の難しい動物が多数来院し、毎日と言ってよいほど大きな手術や難しい手術などを行っていますが、今回の子のような小さな動物達を助けるのも大切な役目であり、私たちは少しでも多くの命を救えるよう、日々治療を続けています
by imabayashi-ah
| 2012-06-15 19:59
| 症例