
気まま更新の診療日誌です。
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狂犬病予防注射が始まりました

4月は狂犬病予防注射の時期です。
狂犬病は、人を含めた多くの動物に感染し、発症したらほぼ100%死亡するというとても恐ろしい病気です。日本では、昭和32年以降は発生していませんが、現在も世界各国では多くの人や動物が狂犬病で命を落としています。
人を、動物を守るために、病気の蔓延を防止するために、年に一度の予防接種を忘れないで下さいね。
狂犬病といえば集合注射と思いがちですが、当院では動物病院で個別に接種することをお薦めしています。
なぜなら・・・
集合注射では、
●犬同士の喧嘩がおこりやすいこと
●屋外なので注射時逃亡の危険があること
●短時間に多くの犬に接種するため一頭一頭の健康状態の把握が充分にできないこと
●注射による急性のアレルギーなどのショックに対する治療が即座に行えないこと
などの問題点があるからです。
狂犬病予防注射で死ぬことがあるの?と驚く方もおられるでしょうが、ワクチンにもアレルギーを起こす犬がいて、(何百頭に1匹くらいの確率ですが)アナフィラキシーという甚急性のアレルギーでは、処置が遅れると数分の間に死亡してしまうこともあるのです。
実際、獣医師会雑誌の狂犬病予防注射の副作用情報、飼い主さんからの報告などからも、死亡例は集合注射での接種がほとんどなのです。
それらは、注射後充分な観察を行って、迅速な処置をとれば防げたことかもしれないのです。
そのために、当院では
●一頭一頭実際に獣医師が健康状態を確認した上で、接種を行う
●注射はディスポーザブル注射器を1頭に1本用いる
●接種後必ず10分は病院にとどまり重大な副作用がないか確認したうえで帰宅してもらう
●ショックに対する治療の準備を万全に行う
以上のことをスタッフ一同徹底して行っています。
大切な愛犬を狂犬病・そして副作用から守るため、病気の早期発見のためにも、あなたの愛犬はぜひ動物病院で接種してあげてくださいね。
今なら全身22項目に及ぶ無料健康チェックも付いていますよ~。
(詳しくしすぎて手間がかかり、すこし後悔してます・・・でも飼い主さんには好評だからよしとしましょう!)
by imabayashi-ah
| 2005-04-06 00:19
| 今日の出来事
|
Comments(4)
今回はMickがとほほな事でお世話になっています。
記事内容リンクさせていただきましたので
よろしくお願いします。
記事内容リンクさせていただきましたので
よろしくお願いします。
0
あー、行かなきゃ。これ読んだらそちらでやってもらいたくなりました・・・。飼い主にとってはとても安心&信頼できますね。ブリーさんは2回程病院にお世話になった(健康チェック&ホテルとワクチン接種)ことがありますがなかなかそちらも信頼できそうな病院でした。ワクチンのことや来本的な病気の事とってもわかりやすく教えていただきました。でもやっぱりこの舌については首をかしげられました〜(涙)
to jazz62さま
ミック、順調に回復してるようでよかったです。リンク有難うございます。
ミック、順調に回復してるようでよかったです。リンク有難うございます。
