気まま更新の診療日誌です。
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【胆嚢破裂寸前だった雪ちゃん】
今回ご紹介するのは、ミニチュアダックスフンドの雪ちゃんです
雪ちゃんは、食べたものをすぐ吐いてしまうということで来院。
元気もなく、高熱でした
おしっこもまっ黄色で、黄疸が出ている状態でした
血液検査では、肝臓、すい臓の数値がかなり上がって炎症反応も起きていました
すぐにレントゲンを撮ると、胆嚢がかなり腫れて破裂寸前!!!
かなり危険な状態です
本来ならば緊急手術になるぐらいの状況ですが、雪ちゃんの場合は年齢が9歳で高齢であるのと、
かなり弱っていたため手術で麻酔をかけることは命に関わります
そこで、院長は当院独特、内科的な治療で手術をせずにお注射の治療を行いました
すると、次の日にはすこし元気に
3、4日もすれば、嘔吐も無くなり、ご飯を催促するぐらいまで回復しました
あの時手術をしていれば、、、
連れてくるのが遅れて治療が遅れていれば、、、
雪ちゃんは助かっていなかったでしょう
そんな雪ちゃんは今ではすっかり元気になってごはんが足りずお腹が空いてしょうがないみたいです
時にはゴミをあさってしまうそう
膵臓、胆嚢の治療にはお腹を休ませることが大事だからもう少し頑張ろうね
by imabayashi-ah
| 2018-06-18 12:52