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今林動物病院


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遠路はるばる福岡から

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チワワのチャーちゃんは、おそらく頚椎の椎間板ヘルニアで、下半身はおろか前足まで麻痺した状態で来院しました。来院一週間前からほぼ寝たきりで、ウンチやオシッコの出も悪く、かかりつけの病院ではステロイド治療しかないと言われたため、いろいろと調べた飼主さんが針治療やレーザー治療を行っている当院を見つけ出し、はるばる福岡から来院されました。

上の写真は初日の様子です。動きたいのだけど、動けず、飼主さんに抱っこして~と訴えてます。

レントゲンでは骨の形態に大きな異常は認められませんでしたが、麻痺があるのは確実です。確定診断は脊髄造影で圧迫部位を特定することなのですが、そのためには麻酔が不可欠となり、犬にもかなりの負担がかかります。この子も、聴診で重度の心不全状態でもあることがわかったので、激しい検査はせず、注射とレーザーによる治療を開始しました。

スーパーライザーという器械をつかって、頚椎から腰椎にかけて5分ほど照射していきます。すると、レーザー後、全くたてなかったチャーちゃんが、ほんの少しではありましたが自分で立つことができました。帰る準備をしているときにウンチがでて、病院からでてすぐにたっぷりオシッコがでたと飼主さんが報告に引き返してきました。レーザー治療によって血行と神経活性が促進された証拠です。

その後も福岡から週に2,3回、レーザーをあてに通院されています。心臓の方も薬の処方を変えてすこしずつ落ち着いてきています。

レーザーのおかげで、今まではステロイドとケージレストしか方法がなかった難治性の麻痺や関節リウマチなども回復に向かう症例が増えています。その効果には施術する私たちも驚かされることが度々です。
by imabayashi-ah | 2005-12-09 23:51 | 患者さん | Comments(1)
Commented at 2005-12-13 16:07
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