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今林動物病院


気まま更新の診療日誌です。

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長寿ウサギ

先日来院したウサギのピーター君は10才のおじいちゃんです。
10才には見えない若くて元気なピーターです。

長寿ウサギ_b0059154_183967.jpg


飼育書などには寿命は10才くらいと書かれていることが多いのですが、実際は若くして亡くなる子も多く、平均的な寿命は5~6年くらいでしょうか。診療をしていても4才を超えると老化による病気や歯のトラブルが急に増える感じがします。

長生きの秘訣は・・・やはりその子の体質だと思うのですが、飼い主さんが気をつけてあげられるのはまず第一に食餌です。野菜・牧草・良質のペレットをバランスよく与えましょう。
よくパンやご飯、お菓子などを与えている方がいますが、それらの食餌はウサギの歯によくないばかりか、腸内細菌叢の乱れを招き、結果的にウサギを苦しめることになります。

第二は環境です。温度管理は特に重要です。ウサギは寒さに強いと思われていますが、実際は非常に影響を受けやすい動物です。冬季の保温は、人間がいてもいなくても一定の温度が保たれるように工夫してあげましょう。もちろん夏の暑さにも注意が必要です。

そして最も大切なのは、飼い主さんの「観察」です!病気を隠すウサギだからこそ、日ごろの観察が病気の早期発見につながります。
# by imabayashi-ah | 2005-03-19 18:29 | 症例 | Comments(0)

ホテル中のキバタン

今長期ホテルでお預かりしているキバタンという大型インコのピーちゃんです。

ホテル中のキバタン_b0059154_14443153.jpg

なんと年令は22歳!AHTの谷崎さんより年上です(゜o゜)
しかし、この種類のインコの寿命は40~50年だそうですから、まだまだ元気盛りといってもいいのかな?

はじめ、鳥かごの入り口に南京錠が3つも付けられているのを見て驚いたのですが、1日でその原因が明らかに・・・単純なつくりのナスカンなどは、器用な口ばしであけてしまうのです。鍵を渡したら開けて出てくるかも・・・

ホテル中のキバタン_b0059154_14444481.jpg

新聞ちぎりが趣味のようです。口ばしと足の届くところにあるものは何でも引きずり込んで破壊します。割り箸もサクッと真っ二つ!恐るべき顎の力です・・・早くもスリッパとコードが犠牲になりました・・・

そして、なんといってもすごいのが2階から『ギャオ~!!!』と聞こえてくるすさまじい叫び声。診療に来た飼い主さんに『何がいるんですか?」と訝しがられています。たまに小さい声で「ピーちゃん・・・」とおしゃべりもしているみたいです。

頭脳も人間の幼児並みに高いといわれているだけに、お預かりのストレスが心配ですが、今のところスタッフにも慣れて食事もそこそこ食べています。でも早くお迎えに来てくれるといいね~
# by imabayashi-ah | 2005-03-17 15:15 | 症例 | Comments(0)

春はすぐそこ

春はすぐそこ_b0059154_2254612.jpg


ちゃまの散歩中、つくしを見つけました。春近し・・・ですね♪
すぐ近くにはオオイヌノフグリも小さな花を咲かせていました。

ところで、真っ白でハンサムなこの子・・・

春はすぐそこ_b0059154_22581570.jpg

わけあって里親募集することになりました。

名前はランちゃん。生後約7ヶ月の男の子です(先日去勢手術をうけました)。

昨年12月(生後4ヶ月時)に、道端で倒れているのを保護され、(死んでいるかと思ったそうです)その足で当院に連れてこられました。ガリガリにやせ衰え、酷い下痢をしていたのを拾われた方が懸命に治療してここまで立派に育てました。その方は猫を飼うのは初めてで、不安ながらも本当に懸命に世話をして可愛がっておられたのですが、ご自身の病気でランちゃんの面倒を十分見る事ができなくなり、思い悩んだ末、当院に相談に来られました。

春はすぐそこ_b0059154_23215931.jpg


保護してから3ヶ月の間に、痩せていた体もがっしりして、純白の毛並みにブルーの目がとても綺麗な若猫になりました。
幸い、エイズ・白血病にも感染していませんでしたし、3月に入って去勢手術も受けているので、申し分ない健康状態です。すこしシャイな性格ですが、病院でも反抗したことが一度も無い良い子です。
いろいろと里親募集の手段はあるのですが、ぜひ当院からの紹介で新しい飼い主さんを見つけてあげたいということで、ここでもご紹介することにしました。

●室内飼いで飼育していただける方
●ワクチンやノミ等の予防をきちんとしてくださる方
●そして何よりこの子を大切にしてくれる方

この子に心惹かれた方からの、ご連絡をお待ちしています。
# by imabayashi-ah | 2005-03-10 23:24 | 里親募集 | Comments(2)

お陰様で・・・

先日の子猫ちゃんは無事新しい家族が見つかりました!   
というより強引に家族になってもらったとでも言いましょうか(笑)

このブログにこの前登場した猫を3頭飼っているOさんが来院した際、院長があの子猫ちゃんを褒めまくって大推薦して「試しに連れて帰ってみらんね?」とたたみかけ、見事里子に出すのに成功・・・「キューちゃん」という新しいお名前もつきました。先輩の4頭の猫たちに囲まれ、ようやく慣れてきたところです。(実はOさん、最近ロロちゃんという新入りを迎えたばかりです)

いつも院長が押し付けるように里子に出す子は、不思議なことに決まって人のいい本当に可愛がってくださる飼い主さんなので、その場では申し訳なく思うもののスタッフ一同妙な安堵感があるのも確かなのです・・・
以前Oさんに「何頭までなら無理なく飼えますかね~?」と聞かれて「5匹!」と即答していた院長。言葉通りの最後の一匹を院長が贈呈することになるなんて・・・

Oさん、2年前のドモちゃん1匹から始まって今や5匹の大所帯になりましたね。猫たちが病気せず元気に暮らせるよう、私たちもできるだけお手伝いしたいと思います。
多頭飼いは世話や食費・医療費など、きちんと飼おうとすればそれなりに大変ですが、動物からもらう喜びもその分大きいものです。時には喧嘩もあるでしょうが、動物同士の絆の深さに驚かされることも多頭飼いならではではないでしょうか。

かといって、皆さんにお薦めしているわけではありませんよ・・・
猫の場合はエイズ・白血病・ヘルペスなど、猫同士の接触が原因で感染する病気もありますし、自分の許容量を超えた頭数を抱えてしまうと、動物も人も不幸になってしまうこともあるから。自分の経済力・時間的余裕、そして先住動物のことを第一に考えて、新たな家族を迎える覚悟をしていただきたいと思います。
# by imabayashi-ah | 2005-03-07 22:05 | 今日の出来事 | Comments(1)

突然の珍客

午前中の診療中に突然駐車場から子猫の鳴き声が聞こえてきました。
最初は患者さんが来たのかな?と思っていましたが、一向に入ってくる気配がないので川副獣医に見にいってもらうと・・・

いました。あ~、捨てられたのかな・・・それともノラ?微妙なところです・・・
ノラなら逃げるかと思いきや、そろそろと付いて来たそうです。
病院の前は車の往来が激しいので、とりあえず病院へ運びこみました。

見たところ生後3~4ヶ月の女の子。アビシニアンによく似た毛並みでスリムな子です。
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保護したばかりだからかも知れませんが、顔は可愛いというよりは野性味あふれる感じ・・・。
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幸いヘルペス症状もなく、食欲もあるので一安心です。一時もじっとしていず、機嫌よくちょろちょろ動き回ってます。
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となると、次は飼い主さんを探さなければ!!

誰かこの子を家族にしてくださ~い!

この子はどうかわかりませんが、残念ながら病院に捨てればどうにかしてくれるという甘い考えの方がいるのも事実です。今までもスタッフが育てて里子に出した子が数頭いますが、そのたびに言いようの無い怒りがふつふつと・・・・
命を粗末にするなんて!
酷いときは玄関脇の紙袋に生まれたての子猫が2頭・・・あやうくウンチと思って捨てるところでした。今はいい飼い主さんにめぐり合えて幸せに暮らしています。
# by imabayashi-ah | 2005-03-05 00:49 | 今日の出来事 | Comments(3)