「SFTSウイルスとは・・・。」
5/1にUPしたノミ・マダニの予防についてのお知らせで少し触れたSFTSについて詳しくご説明します📖‼
「SFTS」とは「重症熱性血小板減少症候群」のことで、平成23年に初めて特定された病気です👿
SFTSウイルスを持つマダニに咬まれることにより感染し、現在、有効な治療法やワクチンはありません⚡⚡
また、人だけでなく猫🐈や犬🐕などの動物🐒にも感染し、この病気にかかった人や動物から直接人に感染したケースも報告📢されています。
発症時の主な症状は人も動物も発熱🤒・倦怠感🤢・食欲低下・消化器症状(腹痛😣・嘔吐🤮・下痢)で、時に頭痛😵・筋肉痛・神経症状(意識障害・けいれん・昏睡)・リンパ節腫脹・呼吸器症状(咳など)・出血症状(紫斑・下血)を起こすことがあります。。。
そして、死亡率は20%を超える👆とも言われています!!
有効な治療法がないことから、マダニに咬まれないようにすることが特に重要になるため、「マダニがいるようなところに行かない✖」
「行くときは肌の露出を少なくする」
「帰ったらマダニがついていないか確認する👀」ことがとても重要です!!!!
特に吸血前のマダニは小さくて動物についていても見つからない🔍👀ことが多く、更に、動物についたマダニから人が咬まれてウイルスをもらってしまうこともあります。
飼っている動物からだけでなく、野良猫🐱や野生動物を触ったこと✋でマダニに咬まれたケースもあるようです⚡
万が一、マダニに咬まれた場合は自分で引き抜かず、人も動物も病院🏥で処置してもらいましょう!!
無理に引き抜くとマダニの一部が残って化膿👿したり、マダニの体液を逆流させてしまう恐れがあります そして、咬まれた後の数週間📅は体調の変化に注意し、症状が出た際はすぐに診察🏥を受けてください
マダニから感染する病気には以前から「日本紅斑熱」「ライム病」「ダニ媒介脳炎」などがあり、
毎年感染例が報告されていますが、最近はSFTSウイルスの他にも「エゾウイルス」や「オズウイルス」など、近年発見されたウイルスによる感染症も報告📣されています。
このように、命に関わるような病気も媒介するマダニは気温が13℃以上になると活発になります!! 動物の命を守るため、そして人の命を守るためにも、春先から秋🍁にかけての予防を忘れないように気を付けましょう😵 (地域や環境によっては1年中予防が必要な場合もあります)